大みそか
「本厄・大厄」というのは単に最悪な年ということではなさそうだ。
厄年は科学的根拠はないものの、人生において災難に合いやすい時期とされており、中でもこの「本厄・大厄」というのは最も災厄が訪れるとされている。
よってこの年には神社などでお祓いをするのが一般的とされているが、私は父のアドバイスにより、行かなかった。(一回五千円くらいかかるそうで・・)
今日は今年最後の日ということで、本厄だった事も含め、わたしなりに少しまとめてみたいと思う。
あくまでも私の今年一年を振り返っての内容になるので悪しからず。
結構前になるが、ある人から大厄というのは大きな厄と捉えると何だか聞こえが悪いが、大きな役、「大役」と考えると聞いた。
もちろんその人はすでに経験していての上でのお話だったので非常に興味深かった。
何でも人生において大きな厄介事が起こりうる、というだけの話ではなく、大きなお役目を頂く年なのだとか。ほう。
で、お祓いに行かなかったわたしはというと、日本時間で残り6時間ほどの2015年は海外へ渡って旅して暮らしてみたにもかかわらず、特に健康的には問題なく、大きな事故もせず、のうのうと生きている。
なんということか。
もちろん小さなトラブルは多々あったが、それでもまだしぶとく生きている。
Iphoneをバスの中に落っことして家族や友達と連絡が取れなくなってもまだやんちゃに生きている。(書きかけのクリスマスとスノボのブログは携帯とともに未だ行方不明)
そして、お役目に関しては、今のところぼんやりと言わんとする事が分かったような気がしている。
私のやるべきこと、いるべき場所、大切にするべき人。
時間が経てばもっと良くわかると思う。
新年には教えている小学校で書き初めをする。
わたしの選んだ文字は「前進」もちろん、既習漢字ということもあるが、わたしが気に入っているポイントは、シンプルでポジティブな言葉ということ。
人生にある事には意味があって、なるようになっている。
2016年も、引き続き旅するようにくらします。
そして、わたしにこうさせてくれて、わたしの存在を認めてくれて感謝します。
良いお年をお迎えください。