旅するようにくらす

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野生の馬〜大陸横断28日目〜

サンフランシスコを出発してから27日目に、バージニア州のチェサピークという場所に到達した。
東海岸に突き出ている半島である。

さすがにここまでくるとニューヨークナンバーに突っ込んで来る人はいない。


バージニアビーチは米海軍基地の近くで、米軍の記念碑などがビーチに続く道に立っていて、空には戦闘機と思しきものが飛んでいる。

しかしながら、ちょっとしたリゾート地で、夏休み中のアメリカンが思い思い楽しんでいる。
若者が波に乗っている。

親子が波打ち際で遊んでいる。老夫婦が日光浴している。

わたしも東海岸到達記念に海水浴してみた。
冷たくて気持ちよかった。

 

リゾート地にずっといるのもなんだか面白くないので、ビジターセンターで教えてもらったシンコティーグという島に行ってみることに。
人口 3000人弱の小さな島だ。
シーフードとホームメイドアイスと野生の馬が有名らしい。
せっかくだから全部試してみよう。

 

まず、シーフードレストランを調べ、宿でも聞き、評判のよいレストランへ行ってみる。
眺めよし、味もよい。アメリカでははまぐりを生で食べるらしいが、初めて試してみた。ら、普通に美味しかった。わさびと紅葉おろしみたいなんをかけて食べるとより美味しい。牡蠣と、ソフトシェルクラブ、クラムチャウダーも食す。
やはり日本の食べ物から右に出るものはまだ現れない。(個人の意見です)

 

食後のデザートに、島一番のアイスクリームを食べに行く。


が……
なんと長蛇の列が。
アメリカ人も並ぶんやな。

店に入って気づいたが、従業員はやたら多いくせに効率が抜群に悪いようだった。しかし、列につられてドンドン並ぶのでよい商売だ。
アイスクリームは美味しかったがデカすぎて食べ終われなかった。

 

今日は朝から野生の馬を見に島の国立公園へ。
8時半頃、宿を出発し、9時前に着いた。まだビジターセンターはあいていないようだったが丁度従業員が出勤してきたところだったので情報を得ることができた!!
公園内に50頭の野生馬がいるらしく、どうやら団体行動しているみたいなのでラッキーならたくさん見られるかも。本当に近くに見られることもあるという。
ただ虫が多いので虫除けスプレーをしていけとの忠告。

とにかくオススメのポイントに行ってみる。

スプレーないのでそのまま突入するも、往復一時間弱のトレイルは蚊が多すぎて長袖ジーンズのわたしもかまれまれまくり。
後で、日本から持参のムヒがめちゃくちゃ役だった。


しかも蒸し蒸しして暑い。南西部とはまた違う暑さだ。汗をかきながら展望ポイントにたどり着く。

 

広大な湿原の遠く向こうにこれまたピンセットでつまめるほど小さい馬が見える。
黒もいれば、茶色と白のまだら模様もいる。しかもよく見るとお腹が出ていて、馬というより牛。
馬は草食系のはずだが一体何を食べて暮らしてるのか。謎。

そんなことを考えながら朝ごはんのバナナナッツマフィンを頬張り、モーテルの薄いコーヒーをすする。その間も、蚊は容赦なく刺してくる。

 

 

 

 

野生馬に別れをつげ、また地獄の蚊トレイルを戻る。

 

わたしも含め、生き物はみんな生きるのに必死だ。

 

 

 

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Virginia Beach

海水浴、日光浴を楽しむ人々

 

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Row clam at Don's seafood(Chincoteague Island)

生はまぐり。写真ちょっとグロテスク。だがうまかった。

 

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Sunset at Chincoteague bay

シンコティーグの空と雲ににじむ夕日

 

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pest control car next to the restaurant

レストランの横に停めてあった害虫退治会社の車

 

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Island creamery homemade icecream

アイスの種類がめちゃくちゃある。