旅する本屋
今日散歩をしていたら、ふと面白そうな本屋さんがあったので立ち寄ってみた。
前にも歩いた道だったような気がしたが、この本屋には気づかなかった。
犬を連れて入っても良いかと聞くと、奥から出てきた60年代風の格好のローラースケート(たしか、私の記憶が正しければ、エメラルドグリーンのような色)を履いたお兄さんが「僕は気にしないけど。」と呟いた。
てかまずなぜローラースケート?!狭い店内をスイスイと滑っている60年代風ピッピーくん。
店内は狭く、大きさがまちまちの本棚に大きさがまちまちの本が並ぶ。
ミステリー、テクノロジー、先住民、旅行、カテゴリーもさまざまで幅広い。
ダンボールや紙に手書きされたカテゴリー、アルファベットで整理されている。
本やCDは手ごろでワンコインから買えるよう。新書もあれば古本もありのなんでもありの感じ。
そしてなぜか奥に「インターネット」とかいてある別部屋が。
青いカーテンがかかっており、少し興味はあったが覗かず、その手前にあった大きな「ボランティアの推薦本」という本棚を見る。
なかなかいい仕事してますね〜
ある本棚には、地元アーティストが書き下ろしたとみられる本やコミックが。
「性は仕事、仕事は性」や「警察はヘタレ」的ななぞの標語ポスターが点々と。
入り口の隣には雑誌コーナーがあり、一人がけのソファが1、2つ。その横にまたも手書きで「コーヒーショップ」と書かれたミニコーヒーコーナーが。
店の名前なし、従業員年齢不詳、ネカフェ的な要素あり、のこの本屋。
お腹が空いてない時にまた覗いてみよう。
それともボランティアでもしてみるか?
アーティスト感の漂うなんとも興味深い本屋だった。