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アメリカ大統領選

アメリカ大統領選まであと1ヶ月ちょい、ってことで、世間的にお熱い話題。

 

先日行われたヒラリー&トランプの第一回テレビ討論会はアメリカ国内史上最高の1億人を超える視聴率となった。アメリカ大手のエロサイトのエロ動画の再生数もこの日この時間だけは急減したという調査結果も出ている。

それほどまでにこの大統領選は関心を集めているようだ。

 

90分の討論の中で、雇用、経済、関税、安全保障、銃規制、テロ、人権問題、地球温暖化、トランプ失言までに話が及んだ。

 

私が政治関連について言及することは専門でないのでできれば控えたいのだが、パフォーマンスとしてのこの討論会の二人はどうも滑稽に見えてしかたがなかった。

 

日本の国会中継ほど面白くないものはないが、(昼間にやってるのもあるが視聴率は全世帯の2、3%ほど)相手をおとしめるという点では同じ。

やはり政治の世界ってそんなもんなんか。NHKとかでやっている動物の「弱肉強食」の動画をも思い起こさせる。

 

さすがに次期米大統領候補争いということで、お互いの価値観を言葉巧みに表しているのだが、ヒラリーの方は意味不明な自信満々の奇妙な笑いを浮かべ、トランプの方は終始体を揺すり気まずい反論を繰り返すなど、金持ち特有の落ち着きがない。

 

日本のゆる〜い教育と真面目さが作る平和が、今欧米社会に乗っ取られようとしている。日本人の勤勉さは特に戦後から現代社会を猛烈なスピードで作ってきた。

その一方で成長しすぎた現代日本社会が世界から取り残されているとも言われている。

 

真面目すぎるが故、日本の雇用、社会、教育が危機だということを気づきにくい。

特に資源がない日本では、各種製造技術以外に教育により子どもたちの視野を広げることが大事になってくると思う。このまま流れに身を任すことによって、自分たちの生活に危機が迫っていることを知らなければ、国際社会から現在鎖国を続けている状態をしらなければならない。

 

言われるがままに上昇する物価、高い税金を払い続け、政治の方向性によって、さらなる戦争だって起こり得ることを危機として受け止めなければならない。

日本人は教育によって知っている。戦争がどれだけの影響を国に及ぼしたのか、しかし知識としてあるならば、次には起こすべき行動だ。

次世代により良い環境をつくること。

 

「思う」から「考える力」を養うことこそが、それが私たち大人にできることだと思う。なにかを考えればわかることがあるし、やるべきことが見つかる。

 

この情報社会において、たくさんの選択肢があるからこそ、自由があるからこそ、見失ってはならないものがある。

そして何度もいうが、何を信じ、考え、行動するかは自分自身にかかっている。