雑草魂
昔からやりたい事がたくさんあった。
カラフルで自由な人生が生きたいと、十代の頃に決め、
やりたい事は全部やろうと心に誓い、全部やった。
早く大人になりたくて、早く成長したくて、生き急いでいた。
16歳のとき、ホスピタリティ(接客や営業)の勉強が本気でしたいと思い、専門学校に見学にいった。
「専門学校は高校を卒業しないと入れないからあと2年待って」と学長にいわれ2年後に入学した。
専門に入る前の夏、英語を話す練習をしはじめたのは、日本で一番外国人客が多いという(今はどうか知らんが)某ホステルでボランティアをしたのがきっかけだ。
母の勧めで、なんの気になしに行った活動だった。
学校では英語が得意な方だったが、カップラーメンの作り方さえ説明できないという局地に焦りを覚えたのがつい昨日のようだ。
思えばその経験が私を今日の旅路へと運んだのではないかとひしひしと感じる。
今までの人生はやりたいことを自分で決めて、その道を切り開いてきたと思う。
過去にこだわりすぎるのはよくないが、来た道をたまに振り返ってみると見えることがある。何故今ここに来たのか、ここに立っているのか。
これは以前にも来た道とか、感じた感覚とかを思い出す。
感性やスキルを磨くのに、それはわりと重要なことだったりする。
自分の居場所を見失わないためにも、再確認するためにも過去を考えるというのは必要だと思う。
ブログやSNSはそういう意味では悪くないツールだ。
もちろん同一人物なので基本的性格は変わらないと思うが、出来事に対しての考え方や感じ方が環境によって随分違うことがわかる。その時間の経過や経験、場所にも左右されるのでもっともあたりまえのことかもしれないが。
人生は必要な時に必要なものが来るようになっているのかもしれない、とよく思う。
失敗や不安要素もあるかもしれない、だけど死なない限りゲームオーバーにはならない。
自分の辿ってきた旅路の感覚を大切にして、
わたしは、もう少し挑戦しつづけたいと思う。
今週は8時からの朝番。この香りは癒し。
A flower from customer..