旅するようにくらす

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脱出ゲーム

バンクーバーの若者に大人気の脱出ゲームってのに行ってみた。
東京でも一時期はやってたらしいが、わたしのような田舎者には初耳だった。

 

そのゲームは、あらかじめなんらかの設定の部屋が用意されていて、その中の色々なヒントからいくつかの謎を読み解き、脱出を試みる。

というものだ。

 

その日はハロウィンだったので、ゾンビと化した恐ろしい店員さんが、ゲームの内容とやり方を説明してくれて、ハロウィン仕様の不気味な部屋に誘導される。

ゾクゾク・・・


まず、携帯を集められ、荷物を置く、部屋の入り口には”尋ね人”や残酷な事件に関しての古い新聞が貼ってあり、数字の所々に印がしてある。なんやこれ・・?

 

ゾンビ店員はとりあえずゲームの制限時間が1時間であるということ、無線を渡すからそこからヒントを得ることが出来るということ、トイレは先に行っとけよ、などルールや注意事項を熱心に説明してくれている。


私はというと、その姿が不気味なだけでなく滑稽にみえて仕方がなく、複雑な表情をしていたに違いない。

彼はそれを見逃さなかったようで、いきなり”YOU!!!”と指をさされたかと思うと、こっちに向かってきたではないか。

 

げーーこっちにくる!

 

ゾンビの顔が目の前まで来たかと思うと。

「俺の顔そんなにこわいかー?」と聞かれ、固まる私。

こわいにきまってる。

 

とりあえず、ソンビ店員もハロウィンということでノリノリだった様子。

 

チームに無線が渡され、ゲームスタート。

まず、物置?のような部屋から最初の鍵をみつけ、6畳ほどのメインの部屋にはいる。

チームで協力して鍵を探していく。

 

鍵のついた金庫、何かの生物のホルモンづけ、医療用のメモリのついた液体バック、焼き場のがいこつ、ストレッチャーの上にノート、なにかのメッセージが挟んである古い本、乾電池の入ったバケツ、そこから脱出するには3つの鍵と2つの暗証番号を見つけ出さなければならない。

(あまり話すとネタバレになるので割愛)

 

無線や本のメッセージのヒントを頼りに、無事謎を解き、終了2分前に脱出完了!!

いやはや、これはなかなか初体験だった。

 

 

最後にゾンビ店員の素顔も見ることができたのだが、案外普通の人だった。

というオチ。

そうして、ハロウィンの夜は更けていったのであった。

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