旅するようにくらす

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正しさと幸福

正しさとはそこにあって、また存在しないものである。
幸福とは目に見えるものではないが、そこに人と人との繋がり、笑顔がある。

前者、何をもって正しいとするかはそれぞれだが、その答えも多種多様であるし、そうあるべきであると思う。例えば、計算式や漢字のテストなどは先生の求めた、絶対的な正しい答えが存在するのかもしれない。
ただよく珍回答などともてはやされるような、発想豊かに表現できる人もいる。

それが子どもならなおさら可能性が広がる。


ところが例えば、空はみどりだ、とか信じ込んでいると、他が何と言ってもその答えは変わらない。
己の正しさを誇張することは、時に自信にもなるが弱みにもなる。

空は青ではなく緑、と自分自身を信じ続けていると外交的な気持ちが薄れ、他者の心を伺う優しさを見失ってしまう。


自分の正義に自信を持つことは100%否定はできないが、考えてみると寂しいものだ。

多角的な視野を持つことで、他者を敬い、己をも顧みることになるのではないだろうか。


正しさを追求しすぎると、時に出口がない苦しみを味わうことになる。


完璧なものなどないのだから、せめてすこしゆっくりしながら、自分自身と相談して楽なように暮らしてみるのも人生の旅の醍醐味だと思う。