旅するようにくらす

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安宿の夢

アメリカのモーテルは一室料金だ。

その為、人数が多いと一人当たりの料金が随分安くなる。

 

私は今回の旅で宿予約、チェックインを担当している。
旅も後半に入り、最近ではその作業も慣れて2.30分あれば適当にオンライン予約が完了する。チェックアウト時には、フロントにちゃっかり感想や文句も言う余裕もでてきた。

基本、オンラインで設備や口コミをチェックし、事前に予約する。
たまに直接行くこともあるが、今回の旅は観光シーズンということもあり、空室、料金面でもそのやり方は決して良い考えではないと思う。
私たちの泊まったホテル、モーテルは今の所、料金幅はあるが($70〜300)そんなにハズレはない。だが、長旅なものでもちろん安いに越したことはない。

 

安モーテルを毎日探しているもので、昨夜は複雑な夢を見た。

そこは一軒家のロッジで、場所もへんぴな所にあるようだ。
中はものすごくほこりっぽく、思わずマスクを探す。
クローゼットを開けると赤いアメリカ製の掃除機。
床は絨毯張りではなく何故かフローリング。広さはあるがとにかく汚い。
掃除機をかけていると、至る所に虫の死骸が…。
すでに茶色いコオロギ?や巨大なバッタのようなものたちが干からびて横たわっている。
さて、ベッドシーツをめくると穴あきだらけでこれまたほこりっぽい。
あー、さすがに他を探そう。という落胆の気持ちで目が覚めた。

 

 

 

そこはキレイなホテルのシーツの上だった。

 

さすがに夢に出てきたような宿は今までなかっが、後半の旅もよい宿に巡り会えるよう運に身をまかせよう。

 

 


旅にリスクはつきものだ。

 

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本日の宿はコロラド州コーテスのお宿。

受付は心なしかネイティブアメリカンを意識したお洒落なデザイン。

 

 

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$74.39という破格にしては良いお部屋(朝食付き)

悪夢が正夢にならなかったと安堵した。