旅するようにくらす

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グリーングリーン

両親はわたしにこういった。

『自分の人生は自分で好きに生きろ。その代わりその結果は本望だったと思え』

 

幼い頃は病気で入院がちだったが、両親の努力、周りの支え、運によって驚くほど元気な生活を送れている。

人の人生は何にも代えがたいものである。そしてまた、わたしの人生も例外ではない。

 

アメリカの広大な大地を車で走り、ある曲が頭の中にこだましていた。

グリーングリーン(日本語作詞・片岡輝)という曲は、日本の小学校でも音楽の教材として取り入れられており、合唱で歌ったりと聞き覚えがあると思う。

 

この曲の原曲は1963年、アメリカ合衆国のフォークグループ、ニュー・クリスティ・ミンストレルズによってリリースされ,当時のアメリカの時代背景をよく映し出しているとされている。ベトナム戦争、人種差別問題など人間が造り出した、さまざまな困難に向かってのメッセージソングともいわれている。

人間によって造られ、もはや個人にはどうしようもない社会問題に対して、当時の人々は、このどこまでも続く、アメリカの大地や空を見て、あるいは頭に描き、曲として歌ったのではないか。

そして「グリーン」という色に希望を託したのではないか。


The New Christy Minstrels ~ Green Green (HQ ...