旅するようにくらす

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人種問題

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

最初は自分の覚書程度に始めたこのブログにいいねやコメントを頂くと、なんだかやりがいというものが湧いてきてまた書きたくなっている今日この頃。ハイ。

 

 

 

ところで先日の某ダウンタ◯ン浜ちゃんのエディマーフィー扮装事件が物議を醸し出していたというニュースを受けて、みんなはどう思っただろう。

はは、またアホなことやってるわ。オモロイな。いや、ちょっとやりすぎちゃう。なんかなんとなくあかん気がする。明らかに人種差別でしょ。

などなど、いろんな意見があったと思う。

まず、そうやって色んな意見が出ることってすごくいい。大事だと思う。

 

疑問を持った人の一人として、人と会話した。

 わたしは最初、だってそういうこと(人種差別問題)は日本の教科書に詳細が書いてないし学校で習ってないよ〜といってたんだけど(ただ机によだれを垂らして昼寝でもしてただけかも・・それもっと悪質。)

社会や教育の責任を問うというのはもはや言い訳に過ぎないのかもしれない。

 

人種差別って学校でいじめがあるようになんか違う、要は自分の思う集団に属していないと判断すると途端に攻撃する。ようなことと同じ浅はかな発想から始まったんじゃないだろうか。

その判断ってとっても怖くて、さらにエスカレートするとそれの反応をみて面白がる。相手に感情があることを忘れている。か、知らないし、知ろうともしていない。

わたしは将来の日本を創る子どもたちにそうなって欲しくないのでまずは大人が経験から(知識だけでは不十分だと思う)理解を深め、双方に得がないことを知るべきだと思う。

 

今の世の中、情報が万永しすぎて、選択がテンポ良く繰り広げられる中、人や物に対してあまりにも自分の物差しで判断しがちだけど、そこにモラルや人の感情が存在することを忘れてはならない。人間としてのモラルを学び、自分の徳を鍛えたい。

 

多分浜ちゃんは職務上の責任からリスクを犯したのかもしれない。

私は番組の全貌をみていないけど、もちろん視聴者を笑わそうとしているんだから、プロのお笑い芸人がやっているんだから面白いんだろう。それを笑うなというわけじゃない。

ただこうした人種を扱うネタに対しては、注意して疑問に思う必要があると思う。

すでに国際社会から孤立しつつあると言われている日本。でもその一方で外国人移民と観光客が増え続けている日本。

移民国家でない日本が前年外国人移民が236万人と過去最高となっている。

この数字は国際的に見ると対して大きな数字ではないが、更に注視していく必要がある。

島国出身者でも今後は広い世界の中の一員として、もっと一人一人が問題意識をもって対処していかないといけない。と私は思う。

 

人間は不思議に能動的に動かないと脳が記憶しないという性質がある。

まずは人と話すも良し、教育現場を訪れるのも良し、文献から大人の感想文を書くも良し、時間金銭が許すならアメリカ南部(とくに人種差別が根強く残っている)へ行って実際に空気に触れるのもいいだろう。

 

私はこうした人種差別問題に遭遇するたびにこの本を思い出す。

「インディアンの言葉」この本は実は1、2年前にすでに読んでいてずっと本棚にある大事な本。わたしは基本的に理解力がスローなので本を読むのもなかなか時間がかかる。また興味がわかないと最後まで読みきることができない。反対に、気に入った本があると、何回も読む。し、心に残るのでいつまでも覚えている。

 

 

歴史の中で虐げられてきた黒人やアジア人、形は変わっても差別や偏見は今日も続いている。

 

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世界が平和でありますように、がみんなの願い。

8時間生活のススメ

自由気ままにこのブログをやってるんで、最近全く書いてないなというときと

連続して色々書きたいときと差が激しい。

まるで感情の浮き沈みかのようで。

 

いや、昔から私を知っている人は私がどれだけ感情浮き沈みが激しいか知っているよね。ところがどっこい、ここ1、2年にまた一皮剥けたというか、大人の階段登ったというか、それがましになった。

感情が激しいことを悪いことだとは考えていないけど、正直疲れる。

原因は今考えると主にストレスだと思う。生活に不要なものが多すぎた。

そういうことって無意識に体に入ってくるから注意して自分自身が管理していかないといけない。

誰も自分のこと思ってるほど気にしていないのだから。

 

別に自分の生活を振り返ってみろとかいうわけちゃうけど、最近の気づきとして書いとく。前回のブログでも書いたけど。やっぱり環境って大事。

環境が変わると新たな発想や視点が持てる。逆に行き詰ると原点に戻る、なんていうのはその反対の考え方だと思う。

その環境を選ぶのは自分自身、選んだのは自分自身。誰も責められないし、変えられない。(でも、運もあるかもネ。)

 

毎日を幸せに、元気に過ごすためには8時間の質の良い睡眠をとること。

8時間真面目に働くこと。そして、8時間自分のため、みじかな大事な人のために使うこと。

シンプルなことだけど、わたしにはこれがバランスがとれたベストだと、最近道を歩いているときに気づいた。

 

思えば今までいつでもこのような生活をすることはできた。

でもそれを選択してこなかっただけのこと。経験が十分でなかった。自分の価値を自分で下げてた。言い訳してた。

 

 

 

 

 

瀕死状態で働いていた昔の経験があってからこそこう言える。

当たり前にこのシンプルな生活ができることに感謝したい。

 

 

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 机、えらい散らかっとりますけど、先月から日記、書いてます。

書くことは、、、楽しい!

新年抱負

こんばんは。

最近全く更新していませんでした。言い訳は・・・ありません。

 

クリスマスも年末年始もすてきな人々とご馳走に囲まれて過ごすことができました。

 

今年はカナダに来て3年目。早いもんで。

日本の生活をたまに思い出すけど、今の生活が私の体にはちょうどいい。

環境と考え方で随分と変わるもんだ。

もちろん自分の性格は変わってないよ。

その証拠に、最近も昔からの友達と話したけど、私は彼女が知っているままというコメントをもらった。

 

もちろん環境が変わったら最初は色々と調節しないといけないことがあるけど、その調節がようやく上手く行き始めて今、だんだん落ち着いて、私らしく、過ごしている、という感じ。

それが2017年で随分と形になったから、去年は私にとってものすごく大事な、変化の年だったと振り返ると思う。

 

今年、2018年は、引き続き健康に気をつけまして、明るく、前向きに歩いていきたい!!!!あとは具代的に行動を起こすということ。

大きな行動は起こしてきたので今度は知能プレー。

多少の経験から知恵を使ってできることも増えてきたので、ちょっと頭をひねって行動ということを心掛けたい。

 

 

 

今、実は新しいブログをしようと計画中。

新規開設の際は是非遊びに来てください。

 

 

 

では、また。

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映画鑑賞

映画鑑賞が趣味の人は多いと思うが、私はそうでもない。

人からの強い勧めがあるか、もしくは飛行機の中しか見ない。ことにしているのか、自動的にそうなっているのかは定かではない・・・。

あとは気分が落ち込んだ時に戦争映画を見たりする。

私より大変な思いをしてる人がいるとわかり感情移入することで気が楽になる。戦争映画のお勧めはまたいつかのブログで・・。

 

前置きはそれくらいにして。

先日、飛行機に乗る機会があったんで、例によって退屈しのぎに数本の映画を見た話をしよう。映画評論のような大それたものでは全くなく、ただ素人中の素人の映画感想くらいに思って読んでほしい。

 

まず、一本目は藤原竜也主演の「22年目の告白」これは戦争映画くらい衝撃的、というか描写が残酷。原作は韓国映画からだが若干ストーリー展開と結末に違いがあるよう。韓国映画もドラマもそうだが、やはり民族性?のようなものもあってか、人間の心を揺さぶるような濃く激しい内容が多いように感じる。

話は22年前に起こった連続殺人犯が時効を迎え、世に名乗り出てくるというところから始まりその周辺人物との人間模様から事件の真相が解明されていくという内容。

予想外のストーリー展開が空の上で背筋も凍るスリリングな思いをした作品だった。

映画『22年目の告白−私が殺人犯です−』予告編 - YouTube

 

 

あまり後味が良くなかったので、気分を変えようと二本目は実話に基づいたNASAでの黒人女性らによる宇宙開発の試行錯誤を描いた作品「Hidden Figures」(邦題:ドリーム)これは60年代のアメリカの話で、当時まだ色濃く残る黒人差別に立ち向かいながら働く女性達が主人公だ。

アメリカ歴史は特に黒人に厳しく、中でも女性というだけで社会進出を阻むような風潮があったというのが視覚的に見て取れる。

 差別によるいじめの描き方はアジア映画ほど卑劣ではないが実際のところもっと意地悪な感じだったのかなと思う。それに対しての主人公たちの勇敢さ、自信に心うたれる。し、なんしかかっこいい。全員知的でクール。あと宇宙飛行士役の男がなぜかチャラ風。さらにストーリーがシンプルでわかりやすいのがさらに◯

Hidden Figures | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX - YouTube

 

 

三本目に見たのはトムハンクスとエマワトソン主演の「the circle」

先ほどの作品に比べ本国では特に評価が良いわけではないらしい。

確かに有名キャストを使っての話題性優先映画のように思える。本作は今巷に溢れているSNSの依存性、怖さを物語る。

エマワトソン扮するメイが新入社員として入社した「the circle」そこで開発された超小型カメラを体につけることで個人の生活の全てがネット上で全世界に公開されるという。SNSに関しては賛否両論が常に繰り広げられているが私自身はなにをネットに載せようが誹謗中傷や不快な内容なんかでない限り個人の表現の自由だと思う。ましてやビジネスに使うなどなんて頭の良いやり方なんだとさえ思う。

ただ、日常生活の全てを他人に公開するってのは非常にリスクのあることだと知っておく必要がある。この映画のようなことにはならなくとも、顔の見えない人間関係への過度なストレスだったり、一つの写真に対するプライドだったり、高評価への過度の期待だったり、どれも一昔前にはなかったことだ。

古き良き昭和にはそんなものは存在しなかった。

 

SNSといえば、日本では「インスタ映え」という言葉が流行りだという。食べ物など、おいしいかどうかという本来の目的はさておき、SNSに投稿する写真映えがするかどうか、が大事だという。例えば虹色の見た目が綺麗なアイスを提供する店ができた。「インスタ映え」するので購入し、写真を撮る。そしてそのアイスは食べられることなく店の隣のゴミ箱に捨てられるのだという。

平和ボケという風にいうのか、世も末というのか。問題だ。

 

写真や映像にはない美しさが現実に、日常にはあることを人は忘れてはならない。

The Circle Official Trailer 1 (2017) - Emma Watson Movie - YouTube

 

 

なんだかんだ話が逸れながら私なりの映画鑑賞の振り返りをしてみた。

そして私が三つの中で一番印象に残っているのは良くも悪くも?

一番最初にみた「22年目の告白」

決して空の上での鑑賞はお勧めしないが、興味のある方は見てみてもいいかも。2、3日後引く感じ。

 

 

The DAYS

I know what I want

 

 

 

I know where I go

 

 

 

 

We all just wanna be happy

 

 

 

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                                                                             @Fushimiinari shrine      Photo by Kana

地獄変~大人の読書感想文~

今年はカナダ建国150周年ということで、巷では賑わっている。

先日7月1日建国記念日はそんな年にこの国にいれて光栄と思う反面、我が国日本に益々の想いを馳せている自分がいた。

ちょうどその頃、司馬遼太郎の「幕末」を各章のんびり読んでいた。この国がイギリスから独立したころ日本は幕末の志士たちが明治維新に向けて慌ただしく駆け回っていた。

世界が変わろうとしていた。

 

芥川龍之介が世に現れたのはそのわずか25年後だ。単に昔、といえば昔だがそのような視点から両国を見つめると浪漫を感じて仕方が無い。

彼は芸術的な、というか病的なかなりぶっ飛んだ発想の持ち主であったにちがいない。

 

地獄変はとても気味の悪く残酷な話だ。

今思い出すだけでも後味が悪い。

芥川作品は平安鎌倉時代頃の古典文学をベースにしたものが多く、京都が舞台なのでやけにリアルに感じられる。特に現代語訳されていないものを読んだ為か人々が苦しむ場面などの生々しさがより脳裏に鮮明に地獄絵を思い描かされる。

しかもそれが全て主人公の絵師の絵のための犠牲というところが更に驚愕である。

こうゆう類いの作品は本に限らず、気分が沈んだ時やストレスが溜まっている時に見るほうがいいと個人的に思う。

 

あと話の中に出てくる猿が妙に気になる。

後ででてくる町人や僧侶が噂をしたように、いかに芸能に秀でようとも人としての五常を忘れてはならぬという話は最もなことながら、あれはきっと良秀の生粋の微々たる良心の部分で彼は非道極悪人ではなく人は誰しも産まれた時からの悪人は居らず、理由があって悪人、しいては罪人になる、という私の個人的な信条を証明しているかのような場面と捉えられた。

 

それは現代における日常にも当てはまる事実で、誰しもが遭遇することがあるのではないか。

 

 100年前と今では文化が違う。

しかしながら、同じ人間、歴史に学ぶことはたくさんある。

 

 

電子書籍

ブログリクエスト頂きました~
しばらくお休みしてました。

 

イヤハヤ、夏も真っ盛りということで、今日は久しぶりに大人の読書感想文。

 

その前に私実は電子書籍というのに慣れなくて、やっぱり昭和女子としては紙に印刷した本を読みたい派だということを言っておく。


あの本の厚み、紙に染み付いたインクの匂い、、とまで偏屈なことは言わないが、あの一ページ一ページ丁寧にめくる感じが好き。

 

でも今回は出先で本を持参していなかった為に携帯にダウンロードしていた本を読むことに。考えてみれば電子書籍のメリットはいくつもある。

こうして海外や書店、図書館のそばにいなくても出先でも簡単に手持ちの携帯から好きな作品を探して読むことができる。
しかも持ち運ぶと相当重いだろう本を何冊も。
戻りたいページがあれば簡単に見つけることが出来る。

最近人気の?オーディオブックというのも試してみたけどマルチタスクが苦手な私には便利に聞き流す本というコンセプトがどうも合わないようだった。


しかし煌々と光る電化製品の画面を何時間も直視し続けるという反自然的行動に疲れるのは私だけでなく人間だれしもなはず。

 

意外と前置きが長くなったので読書感想文は次のブログで!!

 

 

 

 

続く...